
鍼と針の違い〜POKKEコラム〜
投稿日:2020年03月05日
POKKE通信第3号を発行して数日経ってしまいました。
遅れましたがこちらでも書きます。
いきなり字の話ですが、、
鍼灸の「鍼(しん・はり)」ってなんで難しい漢字なんでしょうか?
わかりやすく普通の「針」で針灸と書いているところもありますが、
基本的には鍼灸では「鍼」を使用します。
その昔、漢の時代からあったのが鍼、その後できた新しい漢字が針(こちらが主に日常で使われるように)。
時代の中で、「鍼」は一時期、当用漢字表には載っていなかったそうです。
しかし、鍼灸師さんたちの努力と情熱によって、
昭和22年ごろ、鍼という漢字は鍼灸の身分免許として復活したそうです。
実は「免許そのものが、危機からの、復活」ということで、
大変な努力だっだようです。
ありがたく、鍼灸師と名乗りたいです。
違いとしては
「針」・・・注射針や縫針、蜂の針など。
「鍼」・・・鍼灸の医療用はり。
太さの違い
注射針・・・0.4〜1.6mm
鍼灸の鍼・・・0.12〜0.3mm(髪の毛ほど)
最近では注射針も鍼も、ほとんどが使い捨てのディスポーザブルタイプです。
はりきゅうPOKKEでもセイリン社の使い捨て鍼を使用しています。
見たり触ったりしたい方は施術前にお声掛けくださいね。