
更年期と鍼灸
投稿日:2020年09月18日
こんにちは!
はりきゅうPOKKEのブログをお読みいただきありがとうございます。
今日は、時間が空いたので更年期について、学び直しました。
更年期は、一人一人違います。それぞれのバックグラウンドが影響します。
女性の一生は、思春期に生理が始まり、生理痛など婦人科疾患に悩み、結婚で環境が変わり、妊活、妊娠中の不安、出産、産後うつや育児ノイローゼ、子供の思春期、そして子供が巣立つ頃に自分の更年期(その頃親の介護や死別、孫の面倒など)・・・本当に、女性っていつまでも大変だと思います。
今年は新型ウイルスのおかげで余計にストレスがかかりやすいですね・・・。
どうしても暗くなるので、前向きに言うと、それだけ「変わるチャンスもある」ということだとも思いますが・・・!
それぞれの段階で、体を見つめ直すきっかけはあると思います。
ただそれが、「更年期」または「2020年、夏」に当たる人、多いかもしれません。
多くの女性は40代から50代前半に、閉経を迎えますが、その前後に起きる不定愁訴を更年期障害と呼びます。
40代前後に、卵巣の機能低下によるエストロゲンの減少が始まり、約5年間続いて減少し続けると言われています。
治療はホルモン補充法などが一般的ですが、それでも不調が治らない方もいらっしゃいます。
ホルモンは血中を流れているため自律神経の影響を受けやすく、自律神経失調も伴い、一人一人の生活やそれまでの環境などによる、個人差がかなりあります。
よくある症状は
・ホットフラッシュ(ほてり、のぼせ、動悸、手足の冷えなど)
・精神神経症状(鬱っぽい、不眠、めまい、イライラ、頭痛)
・知覚神経症状(手足のしびれ、耳鳴り)
・運動器官の症状(疲れやすい、肩こり、腰痛、手足の痛みなど)
今までも症状があったけど、なかなか治らない、ひどくなったなどの変化があるかもしれません。
ただの肩こりではなく、ホルモンの関係かもしれません。
そんな時、鍼灸治療では、肩の治療ももちろんですが、東洋医学的には、その人に足りていない部分を補う形で、お灸や鍼で巡りをよくし、全体を整えリラックスしていただきます。
具体的には、更年期症状には腎・肝・脾を補う治療が多いです。
さらに、昔の寿命と比べると今は寿命が長く(平成22年平均寿命 女性86歳、男性79歳 厚生労働省より)
人生100年時代とも言われています。
そうすると閉経してもまだ半分ということになります。(!)
女性の活躍は更年期とともに終了したらもったいないです。
ホルモンが減っても女性でなくなるわけでもありません。
生理が終わって、毎月の煩わしさが無く、もっと自分らしく生きるチャンスなのかもしれません。
自分に合ったメンテナンスや生活習慣を続けながら、自分らしい時間を過ごせたらいいなと思います。
POKKEでは鍼灸で、メンテナンスのお手伝いしますよ。
お気軽にご相談ください。
お読みいただきありがとうございました^^