
手と脳の話
投稿日:2021年09月18日
こんにちは!
いつもありがとうございます。
POKKEの佐藤です。
今週は、お灸教室で初めましての方とお会いしたり、カフェスタッフさんとの触れ合いがあり、嬉しい週でした。ありがとうございました!
なんだか、誰かと仕事をしたいなぁ(いつか受付さんに来てもらいたい)と感じてしまいましたが、POKKEにはまだまだそんな余裕はありません^^;
今は、できることを。
先日のようにお店や企業さん、学校などとコラボしていけたら良いなと思っています。
さて、今回はずっと前に学んでいて、確かアウトプットできていなかったこと。
小児はりでも、大切にしている
「手と脳」について。
頭を整理して書いていきたいと思います。
手で触れることで、脊髄→脳に刺激がいくわけですが・・・。
タッチ は
古フランス語で「touche」意味:手、指などによるきめ細やかな皮膚接触
英語ではtouch,touching 触れる、触るという意味ですが、
touchingは、心に触れたような(感動、ジーンとくる)感覚を意味したりもます。
小さい頃、手を繋いだり、手で背中を「ぽんぽん」してもらったりしたことはあると思います。
大人になっても、信頼できる人からのタッチは安心できる行為ですね。(コロナ禍で家族以外には積極的にできないのが残念ですが・・・)
成長すると皮膚と皮膚(手と手)のタッチの機会は減ってきますが、不安な時、疲れた時は、子供はお母さんの二の腕を触ったり、くっついてきます。
大人も、子供に触れることで落ち着くこともありますよね^^
特に、2歳くらいまでの間は、しっかりと親の身体的接触を伴う愛情のある養育が必要と言われています。
それが十分でないと、中枢神経系(知覚や運動、自律神経など)の未成熟や、成長ホルモン分泌の低下が生じるようです。
脳の発達に皮膚刺激がとても大切です。
皮膚の感受性は非常に高く、脳の次に優れた感覚器官と言われています。しかし、適切な発達に必要な皮膚刺激がないと、その感受性は減少してしまうとも。
*小関康之:ふれあい子育て論 より
「手がかからないね〜」「ほとんど泣かないね〜」と、親としては楽だけど、そのまま放って置くのではなく、こちらからしっかりと関わってあげて欲しいです。
どうすれば良いか?触れてあげます。
ベビーマッサージでも手でさするだけでもOKです。(嫌がったらやりません)
本来子供は感受性が高いので、皮膚を診て軽く刺激を与えるだけで、変わっていきます。
今、大人もピリピリモードになってしまうことが多く、
それを見ている子供達も、そのストレスを肌で感じています。
我慢も時には必要ですが、子供は今も大人とは全く違うスピードで成長し続けています・・・!
脳が安心して成長できるようになる優しい手のスキンシップを、忘れないで欲しいと思います。
ぜひご自宅でも、背中や手足、頭を軽く撫でてあげたり、
いつもよりオーバーなくらいスキンシップをとっていただけたらなと思います。
小児はりに来ていただいたお子様のご家族には、
家でもできるタッチ、マッサージの仕方をお伝えしています。
気持ちいいことがわかると、お子様の方から「やって〜」とせがまれます^^
時にはお灸も登場します。
熱くなく、気持ちの良いお灸も、みんな気に入ってくれます。
お子様の体質改善や、発達に不安のある方、お薬をいつまでも塗ったり、飲ませたくない方、
体調管理に小児はり試してみたい方、お気軽にご連絡ください。
小児はりは赤ちゃんから中学生くらいまでが対象です。
キッズスペースもあります。
いつでもご連絡ください。
お待ちしております^^