
鍼灸への入口…
投稿日:2021年10月04日
こんにちは!
いつもありがとうございます。
はりきゅうPOKKEの佐藤です。
先日、You Tubeで行われた鍼灸、漢方のシンポジウムを聴講して、いろいろと考えさせられました。
伝統医療とされる鍼灸などを受けたことのある人は、日本では人口の約4%とか。
私が学生の頃からあまり変わっていないなぁという印象でした(-_-;)
西洋医学が伝わる前の、江戸時代には100%だったけど…。(選択肢がそれしか無かったのだけど)
東洋医学の良さはなんとなくわかるけど、いまいちよくわからない世界だと思います。
私も若い頃はよく知らなかったし関わりが無かったです(アトピーで一度受けたけど、よくわからないままやめてしまった…勿体なかった!)。
大学生時代に腰を痛めたことから人間の体に興味を持ち、卒業後、鍼灸専門学校へ通い、鍼灸師になって、鍼灸師として働くようになって、母になって、東洋医学が少しずつ腑に落ちていったような気がします。
なので、「初めて鍼灸を試す」という一歩を踏み出す事がまず、なかなか無い事なんだと改めて思いました。
まずは、病院へ行きますよね。
でも、肩こりや腰痛など慢性的なものは、何度も同じ経験をするうちに、できる事は限られていることを知って、最終手段のような感じで鍼灸を選ぶ方が多いようです。
- ケガ予防やメンテナンスに、アスリートもよく利用していたり。
不妊治療も、繰り返しの治療に疲れて、鍼灸を試したり。
最近では妊活ネットワークがあってその中で鍼灸を勧められることもあるようですね。
生理不順やつわり、逆子などマタニティ期のマイナートラブルにも鍼灸は役立ちます。
経験医学とも言われますが、ずっと続いてきたのには理由があるはずです。
一度受けて気に入ってくれる方は、ずっと続けてくださります。
お灸教室をする理由は、お灸のいいところがたくさんあって、自分でできるセルフケアというのはもちろんですが、鍼灸というものをもっと身近に感じてほしいという願いもあります。
痛い、熱いイメージがまだまだ根強いですが、中国から伝わってからは、日本人に合う鍼、お灸に変化してきました。
肌の敏感な日本人には、細めの優しい鍼と、優しく温める上質なモグサを使ったお灸が合っていると思います。
そして鍼灸で背中やお腹、手足や頭などに施術を行い、気血の巡りを整える事で、その人が本来持つ自然治癒力を高め、自分で不調を改善出来るようにお手伝いします。
症状によっては「まず病院へ行ってみてください」とお勧めする事もあります。
その辺の不安がある場合でも、ご相談ください。
じっくりお話を聞いて、お一人お一人の体に合わせて施術できるところが、病院との違いでもあります。
さて、その辺をどう伝えるか!
今後もお灸教室で楽しく伝えられるよう試行錯誤です(◔‿◔)
今月23日(土)はお休みを頂きます。
その他は木曜日、日曜日がお休みです。
よろしくお願い致します。
写真は先日のお灸教室にて、手にお灸をしたあと、「お灸をした右手の血色が良くなっていてビックリ!」の一コマ。