
「鍼灸」って何が良いの?
投稿日:2022年04月08日
こんにちは!
はりきゅうPOKKEの佐藤です。
ブログをご覧になってくださりありがとうございます。
今回は、「鍼灸を始めてみようかな」という方へ向けて。
鍼灸はどんなことにいいの?
何をするの?
心配なことやわからないことがたくさんあると思います。
鍼灸治療の経験のある方は、良さを知って来てくれるのですが、
初めての方にはやっぱり「敷居が高い」と思います。
私も10代の頃には全然興味のなかったことです・・・。
(まだ美容鍼も流行っていなかった)
また、残念ながら「痛い思いをした」り、「よくわからなかった」
で終わってしまった方もいらっしゃると思います。
「どんなことに良いか・・・」
病院へ行くほどでもない(けど実はどうにかしたい)症状や、
画像診断や血液検査等の検査で異常がないけど不調の場合、
体質改善をしたい場合(冷え性、不妊、生理痛、頭痛、風邪をひきやすい、不眠等)におすすめです。
*初診で心配なことがある場合は、まず病院での受診をお願いすることもあります。
はりきゅうPOKKEでは、痛いところに鍼やお灸をするだけでなく、
西洋医学的・東洋医学的に診て患者様に必要な治療を考え、
お体全体を整えて、バランスの取れた状態に近づけるのが目標です。
そうすることで、余計な力が抜けたり痛みが軽減されたりして、
本来持っている自然治癒力が高まり「本来の自分の姿」に戻っていきます。
(当たり前と思っていた頭痛が、ない生活、生理痛がない生活、ぐっすり眠れる生活がやってくるかも・・・^^)
基本的に不調は誰かに治してもらうのではなく、自分で治します。
治りやすくなるよう、
鍼灸はそのお手伝いをしているだけです。
「体を整える」って言うけど・・・?
東洋医学では、「中庸(ちゅうよう)」を意識します。
「陰陽」とは聞いたことがあると思いますが、
「陰」と「陽」のバランスが取れた状態のことを「中庸」と言います。
体も心も全て「陰」と「陽」が存在します。
そしてどちらも必要です。
ニュートラルな状態「中庸」は、ストレスや疲労、睡眠不足、飲食の過不足、環境の変化などで乱れがち。
体の各器官、心の状態が正常に働き、力が入りすぎず弱すぎず「ちょうど良い」状態に近づきます。
なので、よく施術を終えたあとに、
「よくわからないけどスッキリした」という感想を持たれる方、多いです。
脈や腹部、舌の状態、また体表に体の変化や状態が現れています。
そんなところも気をつけながら施術することで、
心身ともにバランスの取れた「中庸」を目指します。
その状態に近づくことで、その人の人生がさらに生き生きと、自分らしく豊かになっていくと良いな〜といつも思います。
体中にあるたくさんのツボ(300個以上)の中から、症状に合うツボを選んで施術したり、硬くなった筋肉や関節などを温めたり鍼で刺激したりして、動きをよくするなどの方法で行います。
施術箇所は上肢、下肢、腹部、背面、肩、首、頭、顔などです。
美容鍼灸ではお顔の血流・リンパの流れや水分代謝が良くなり、
シワの予防や表情が豊かになるお手伝いができます。
眼精疲労や顎関節症にもおすすめです。
ベッドには「遠赤外線マット」を使用し、じんわりポカポカです。
施術着とタオルは毎回新しいものを使っています。
枕には使い捨ての枕シートを使用しています。
また、鍼灸に使う「道具」ですが、
体に刺す「鍼」は全て使い捨てのディスポーザブル鍼を使っています。
安さでなく、ちょっと高くても安心して使える「セイリン」製を愛用しています。
「お灸」は「せんねんきゅう」のものに統一しています。
せんねんきゅうのお灸は、種類も豊富で香り付きや温熱も選べて使いやすいです。
ご自宅でのお灸用に販売もしています。
せんねんきゅうせルフケアサポーターとしてお灸教室もしています。
(お灸教室大好き!)
小児はりは使い捨てのものと、消毒をして使うステンレス製や銅、鉄できたものを使っています。(軽くさすったりトントンするだ毛の施術です)
お子様の状態に合わせて使い分けます。
熱ーいお灸や痛い鍼はしないようにいつも心がけています。
体も心も温かく、リラックスして受けていただきたいと思います。
初めての方にはしっかりとお話をお聞きし、
治療方針と頻度を一緒に考えます。
一人一人違うため、完全にオーダーメイドです。
長くなりましたが、鍼灸に興味のあるかたのお役に立てばと思います。
お読みいただきありがとうございました^^