
プレコンセプションケア
投稿日:2022年06月24日
こんにちは!
はりきゅうPOKKEの佐藤です。
いつもありがとうございます。
ちょっと新しい言葉、
「Preconseption care(プレコンセプションケア)」をご存知ですか?
Pre=「前の、あらかじめ」
Conception=「受胎」
WHOでは2012年に「妊娠前の女性とカップルに医学的・行動学的・社会的な保健介入を行うこと」と定義しています。
妊娠前と言っても結婚して妊娠を考えてからではなく、思春期のうちから男女の健康をサポートしていくというものです。
不妊治療の技術は高いのに、妊娠率が低い日本です。
妊活を始める年齢が高くなっていることもありますが、もっと前から「体を整えておく」ことが大切と言われるようになりました。
中学生や高校生で、そんな話を聞く機会があったらよかったかもしれません。
私は生理不順がずっとあったので、婦人科へ通ったりもしましたが、
病院では薬を処方してもらうだけでした。
他にもできることはある。と勉強してきた今ではわかりますが・・・。
何も知らない女子高生の私は、婦人科でもらった薬を飲んで生理を起こしても、甘いものばっかり食べて、アイス、ジュースで体を冷やして夜更かしして、ダイエットして、またホルモンバランスを崩して・・・と前に進んでは後退を続けていたように思います。
そしていつからか多嚢胞性卵巣症候群になっていました。
これが、元気だし、生理が無いからラク、と甘い考えだったことも問題です。(一昔前は、スポーツ選手にもありがちだったこと)
話が戻りますが・・・
いざ「妊娠したい!」と思ってもできない時、不妊に関して調べたり、婦人科を受診して、そこで初めて現実を知る方が多いです。
(卵巣・卵管・卵子・子宮・そして精子の状態、年齢による妊娠率の変化など)
ということが多いと思います。
そもそも生理についてや妊娠のメカニズムなど、そのような情報をもっと早く、中学生や高校生のうちに知っておくことは(結婚や子供の希望は関係無く。自分を守るためにも。)とっても大切だと思っていました。
「プレコンセプションケア」の中で
女性の健康に関して、様々な項目が掲げられています。
「女性が健康でいるために気をつけたいこと」
・適正体重 やせ過ぎは低体重児、肥満では糖尿病などリスクが高まります。適正のBMI値は18.5〜24.9。(BMI=体重kg÷(身長m×身長m))
・栄養バランス 3食きちんと食べる。葉酸を積極的にとる。
・適度な運動 歩くのも十分運動。
・禁煙、受動喫煙を避ける 流産や低体重児のリスク。パートナーも禁煙が望ましい。
・アルコールは控えめに 女性は男性よりダメージを受けやすい。
・ストレスを溜めない 自分の発散方法を見つける。
(他にも健康診断や感染症予防など)
当たり前のようですが大切なことばかり。
最近は、「朝ごはんをあまり食べない」「夜はご飯を抜く」という方が多いです。
おやつを食べないだけでも太りにくくなります。
ストレスが減るだけでもおやつが必要なくなったりします。
ストイックすぎず、たまにはOKと許すことも大事^^
多くの大人が見本になり、このような正しい情報を若い子たちに届けて、安心して将来を考えてもらえるようになったら良いなぁと思います。
知識は自分を助けてくれます。
私も微力ながら伝えていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。