
お子様の「養生」
投稿日:2022年11月06日
こんにちは!
はりきゅうPOKKEの佐藤です。
いつもありがとうございます。
昨日は厚木市の鮎まつりが行われ、夜は久しぶりに一時間もの間花火を観る事ができて、贅沢な時間を過ごしました。
関係者の皆様に感謝です!
さて、先日小児はりに来てくれるお子様のお母様との会話で、帰り際に
もうちょっと話したいし聞きたいんですが・・・
ということで、ブログでお伝えさせていただきます。
まず、鍼灸施術や小児はりが治してくれるものではない、ということ。
(何度も通院することも難しく、できれば効率よく改善したい)
鍼灸施術、小児はりは、お子様の体を見て触れて聞いて、
反応のある場所を施術することで、
お子様の回復力や成長促や、自然治癒力を底上げする、
きっかけを作ったり後押しするようなもの。
生活の中に原因があると、それを変えることで改善することもあります。
お子様や本人に不調がある時は、生活のなんとなく当たり前になっていることを、ちょっと見直す(変えていく)きっかけにもなると思います。
それでは簡単に、お子様の「養生(不調を防ぐ、心身ともに元気でいるための日常のケア)」として
よくお伝えすることを並べます。(あくまで参考まで。)
・食事(おやつの時間、内容、偏り、飲み物)の見直し。
例えば、チョコレートはほとんどがお砂糖です(パッケージ裏の表示は一番多いものが最初に書かれています。たまにはいいけど毎日は多いかなとか。)
砂糖の多い食べ物や果物、生野菜は体を冷やします。
できれば朝はお味噌汁とご飯などお腹に優しく温かいものを・・・。できればの話。
・睡眠(夜更かし、寝る前にユーチューブなど見ていないか、寝る環境は整っているか、寝る前のルーティンがあるか、厚着しすぎていないか)
子供は薄着で大丈夫。体に優しい素材のシーツや布団カバーを使用するなど。
・お風呂(シャワーだけで済ませていないか)
お風呂で温めることが免疫力アップにもつながり疲れも取れる。
でも1日くらい入らなくても死なない。
・遊び(日中しっかり遊び、泣く、笑う、喋るなどで発散できているか)
satisfy=満足
満足すると、よく寝れるし機嫌が良い。
子供の満足した顔、得意げな顔って良いですよね^^
(これは大人もそうですね・・・。)
子供に「ぎゅー(ハグ)して」と言われたらその時が必要な時。
その場で手を止めてしてあげると安心して離れていくんですよね。
・環境(エアコンで冷やし過ぎ、温め過ぎていないか)
子供に合わせていたら大人も強くなるかも!?
(夏は流石に暑過ぎましたが・・・)
・対応(かまい過ぎや、子供の要求するときに目をみて話を聞いているか)
上の子や下の子がいたり、という場合は難しいかもしれないけども・・・。
下の子が産まれた時など、症状が出ることが多いです。
色々書きましたが、実際私は全然できていなかったので、偉そうには言えません。
保育園時代は本当に余裕がなくて、給食や先生たちの愛情に支えられて保育園に育ててもらったようなものです。
決して1人では育てられないので、誰かに頼っていけば良いのだと思います。
小児はりも、その一つとして使ってほしいです。
子育てが少し楽になって、子供がすくすく育つ、東洋医学の知恵をぜひ利用してください。
当院は飯山という駅から離れた場所で、交通の便が悪く遠くから来る方には申し訳ないのですが、
もし保育園や幼稚園、小学校など出張させてもらえるなら、
何名か集まれば喜んで伺いたいと思っています。
気軽にご相談ください^^