
体を温める③「服装編」
投稿日:2023年10月28日
こんにちは!
はりきゅうPOKKEの佐藤です。
いつもありがとうございます。
引き続き、体を温めるシリーズです。
今回は
③「服装編」です。
朝晩の冷えや、風が冷たくなってきたこれからの季節
上手に温活していきたいですね。
では頭から順に、おすすめの温め方をご紹介します。
・頭 帽子(日差しを遮る、冷たい雨や風から守る、おしゃれ)
頭ばかり温かくならないように、足元も温かくしてバランスをとります。
イライラしやすい、スマホばっかり見ている、悩みがぐるぐるしている・・・
という方は「気」が頭のほうに集まってしまいます。
そんな時は頭より足を温めることを重視します。
「頭寒足熱」
・首 ストールやマフラー
よく「3つの首を冷やさない」と言いますが、首・手首・足首は大事です。
なぜなら、首や手首、足首は筋肉や脂肪にあまり覆われていません。
また血管(青く見えてるのはほぼ静脈です)が表面に近く、そこで冷えた血液が全体に(内臓にも)巡り、冷やしてしまうためです。
東洋医学的には、首(背中)の後ろには大切なツボ(大椎・風門が肩甲骨の間にあります)があり、風邪を引くときはそこから風の邪気「風邪(ふうじゃ)」が入ると言われています。
冷やさないことで予防ができます。
・お腹、腰 腹巻きや腹巻きパンツ、重ね着
(特に就寝時に薄めの腹巻き等をつけるのがおすすめ)
実は、カイロを貼る習慣があると、自分で熱を発する力が弱ってしまう可能性があります。
外から温めるより、冷えないようにすることと中から温めるチカラをつけることが大切です。
(なので食べ物や運動も大事です)
東洋医学的にも、とっても大切なツボがお腹にも腰にもあります(腎兪・関元など)。
温かい手を当てる、オイルで優しくマッサージするのも、血行がよくなるのでおすすめです。
もちろんお灸も^^
・足 締め付けずゆったりめの服装、重ね着、靴下、レッグウォーマー
冷え予防や妊活に大切なツボ(三陰交や太谿など)は足首付近に多いです。
とにかく足首を冷やさないこと。(夏も油断できない・・・)
ピッタリしたきつめの下着やタイツ、スキニーパンツは股関節から締め付けてしまうため、冷え性の方にはお勧めできません。
外出時は股関節や太ももを締め付けないものが理想。
靴もキツくないものを。
また、日中や仕事終わりに靴下を履き替えることもお勧めです。これが、気持ちいい!
(足は意外と汗をかいていて、冷えの原因になることもあります)
・パジャマ ヒートテックやフリースなどより綿や麻、竹布など自然素材がおすすめ。
就寝時は、全体的に締め付けないゆったりした服装が理想です。
足やお腹が冷える方は足首を出さないように薄めのレッグウォーマーや腹巻きで覆う。
靴下は履かなくても。足先は開放し発汗できたほうが気持ち良いです。
(それでも寒い場合は靴下もOK。湯たんぽやホットパックも良いです。)
腹巻きはお腹も腰も温めてくれます。
首が寒かったらふんわりとタオルを巻くのも(途中で取れるように)。
たくさん着るより、ポイントを押さえて温めると快適です^^
ただ、薄めのレッグウォーマーって?そんなのある?と聞かれることが多いです。
いつも患者様におすすめしているのが、こちらの腹巻きとレッグウォーマーです。
とっても付け心地が良いので私はロング腹巻きとレッグウォーマーを愛用しています。
おかげでモコモコ靴下がいらなくなりました!
こちら、販売もできたらいいですね。。。検討中です。
それと、地元本厚木にある
晴れ屋さんhttps://www.instagram.com/hareya_atsugi/
にも、似たようなあったかグッズが売ってます^^
晴れ屋さんは健康グッズや体に優しい食材が売っていたり、美味しいご飯が食べられるお店です。古着も!
楽しいのでぜひ行ってみてください^^
(POKKEの手ぬぐいはこちらでも購入してます)
鍼灸を続けていると、体温が上がってくる方もいらっしゃいます。
なかなか変わらない、効果を高めたい・早めたいと言う方は、ぜひご自宅での過ごし方を見直してみて欲しいと思います。
もちろん、できない時、サボる時もあって良いですが、基本的にはそんな生活が続くと良いのかなと思います。
ストレスになってしまうと、その感情だけで血行不良になりますので注意です。
何事も、できることをコツコツと。お灸も、コツコツと。
1ヶ月後、一年後の自分を楽しみに、続けてみてください^^
お読みいただきありがとうございました!
次回はラスト、④「睡眠編」です。