
第5回POKKEコラム 陰と陽の話
投稿日:2020年05月07日
こんにちは。
昨日の雷と雨、凄かったですね。今日は気持ちの良い青空!
連休中もずっと子供と一緒で、なかなかパソコン作業ができずにいました。
お子様がいる在宅ワークの方、本当に大変だと思います。
そうでなくともみなさん、お疲れ様です。
さて、やっとPOKKE通信の準備ができましたが、あまりお渡しできなくて残念です。
遡って欲しいという方がもしいらっしゃいましたら、一緒にお渡ししますのでお声掛けください。
今回のPOKKEコラムは、『陰と陽』
鍼灸師は、解剖学や生理学、病理など他にも学びますが、
東洋医学を学ぶにあたって必ず覚えることがあります。
それが陰陽、5行論です。
自然は全てのことが陰と陽に属すとされています。
木は地面からの水を得、空の太陽からの光を得て大きくなります。
水は陰、太陽の光(熱)は陽。
また、あらゆる物事を陰と陽として捉えられます。
下・上、右・左、夜・昼、暗・明など、全てが陰と陽に当てはめられます。
人間も同じように考えます。
男性は陽、女性は陰。
幼い子は陽、老いは陰。
背部は陽・胸腹部は陰。
気は陽・血は陰。(気は表面を流れる)
またそれぞれの中にさらに陰と陽の性質を持っていたりします。
陰と陽のバランスが取れているほど良い状態と言えます。
そして、「陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる」という言葉のように、
何事もすぎると逆の作用が生まれたりするので、良いからと食べすぎたり、
何かに頼りすぎることなく、程々が肝心ということ。
鍼灸は心身のバランスを整えることが得意です。
時には崩れることもありますが、バランスの取れた状態を続けることで、回復も早くなります。
様々な場面で、パフォーマンスをよくするためには、鍼灸もおすすめですよ。