五臓六腑「三焦」 – はりきゅうPOKKE[ポッケ]厚木市飯山にある、女性と子どものための鍼灸室 美容鍼・美容鍼灸・小児はり・一般鍼灸

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五臓六腑「三焦」

投稿日:2023年06月02日

*2024年4月13日、「心包」を加えて追記しました。

 

こんにちは!

はりきゅうPOKKEの佐藤です。

いつもありがとうございます。

 

「五臓六腑」の続き、まだあります。

東洋医学では、五臓と六腑の「腑」の6個目が「三焦」です。

そして、実は密かに存在する「心包」を加え、六蔵六腑ということもあります。

(難しいので心包の情報はあまり見かけないかもしれない)

「心包」と「三焦」は、心包が「陰」三焦が「陽」に分類されており他の臓腑と同じく陰陽の対になっています。

5行の分類には入っていません。

 

心包(しんぽう)

あまり知られていないし、知らなくても良いのですが、興味のある方はぜひ。

「心包」は読んだ通り、「心」を包んでいるもののこと。

「心」を守っています。

他の臓器と違い、包んでいるけど臓腑の「臓」に分類されていて、体の深いところで重要な役割をしているとイメージできます。

陰陽の陰。(経絡は腕の内側)

西洋的にいうと心膜と考えていいかもしれませんが、働きは心臓を包むだけでなく、

メンタルの部分でも、感情の喜怒哀楽を表現し「心」が傷つかないよう、守っているところです。心臓は体の中心で生命を維持していますが、心が王様だとすると心包は王様のボディーガードとか相棒みたいなところでしょうか。

西洋医学的には、心包がやられてしまうと心臓病などになりやすいと考えられます。

結構、重要ですね。

そういえば心包のツボはよく使います。(手のひらの労宮など)

 

三焦(さんしょう)

陰陽の陽。(経絡は腕の外側)

三焦は、臓器とか器官そのものを表すものではなく、

体が吸収した食べもの飲み物を消化してそこから得た「気・血・水」を全身に送る機能のことで「上」「中」「下」の三つに分けて考えます。

西洋医学的には飲食物を取り入れ、消化吸収、排泄という一連の流れになりますが、

それを東洋医学的に考えます。

 

三焦の3つは「上焦」「中焦」「下焦」と呼びます。

だいたい肺から膀胱の間の働きになります。

 

「上焦」は横隔膜から上。

食べ物飲み物から得た「気」を全身に巡らせる働きを持つ。

主に肺、心臓などの働き。

それによって皮膚を潤し髪などにも栄養を与え、熱を生産し「体温の調節」をする。

 

「中焦」は横隔膜からおへその間。

胃でしっかりと吸収しやすくし、そこで「気」「血」を作り、全身に巡らせる。

主に胃、脾の働き。

全身の経絡につながり巡らす。

 

「下焦」おへそから下。

消化したものから不要な水分を膀胱へ運ぶ、そして排出する働き。

主に腎・膀胱・小腸・大腸の働き。

デトックス作用。

 

ちゃんと吸収して、ちゃんと巡って、ちゃんと出る。

早寝早起きみたいに、基本中の基本ですが、これがうまくいっていない方は本当に多いですよね。(私もなかなかうまくいかないからケアします)

動いたり食べ方を気をつけたり、よく寝たり、ストレスを発散したり・・・

情報は溢れていて、どれを取ったら良いかわからなくなりますね。

 

鍼灸で「スッキリする」とよく言っていただけるのですが、

体の機能がうまくいっていない時は、やる気も出なかったり

やってみてもイマイチ結果が出ないかもしれない。

そんな時にこの三焦の働きがうまくいくと、「スッキリ」感が出るのかなと思います。

治療では、あまり考えすぎずその場でツボを選びますが、

自然と、全体が整うように施術しています。

その人の体をぜーんぶまとめて整える、と言う感じでしょうか。

(それが理想です)

 

とりあえずここで東洋医学の知識は終了です。

今後もまた何かアウトプットしていきたいと思います。

お読みいただきありがとうございました!

 

*急性の症状、検査が必要な時、病院へ行ったほうが改善が早いまたは悪化させないかもと言う時は、病院をお勧めすることもあります。

東洋医学は「未病改善」が得意で、なんとなく調子悪いとか、原因不明とか、薬との併用、副作用に対して、後遺症などにも対応します。

どちらもうまく取り入れていけたら良いと思います。

コロナ後遺症やワクチンによる後遺症でお悩みの方も、ご相談ください。

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