こども鍼灸 症例のご紹介(チック)
投稿日:2024年01月30日
こんにちは!
はりきゅうPOKKEの佐藤です。
いつもありがとうございます。
こども鍼灸の症例をご紹介します。
(写真はイメージ)
5歳 男の子 来院回数5回(期間は約2ヶ月間)
症状:チック
*チックとは、意図せず起こってしまう素早い体の動きや発声などのこと。
患児は幼稚園に通う5歳の男の子。
初診は幼稚園の長期休みが終わり、新学期の始まったばかりの頃でした。
お母様によると、新学期にチック症状が出やすいとのことでした。
保健師さんにも相談したけど・・・とのこと。
初診でのお困りの症状として
・「首振り」や「まばたき」
特に家では症状が出るとのこと。
チック以外には、
・少食
・お腹がゆるい
この3点でした。
(その他アレルギーで鼻詰まりしやすいとのこと)
鍼灸師としては、お腹の状態や背中の状態、腕や手足、皮膚の色や状態、爪、顔、表情、髪の毛、話し方や声、冷えがあるかなどを観察します。
1回目 全体の小児はり+線香灸(お腹・背中・手・足)
初めてなので軽めで様子を見る。
その後も刺激量を調整、ツボを選びながら
大体同じように施術を続けました。
2回目 前回気持ちよかったとのご感想。
お腹は緩くないがまだチックがある。
3回目 よく食べるようになった。
お腹の調子が良い。
アレルギー症状でくしゃみや鼻詰まり。
4回目 よく食べる。
鼻詰まりが気になる。くしゃみはない。
(鍼灸師からみて後ちょっと+生活改善アドバイス)
5回目 よく食べる。
お腹の調子も良く、風邪もひかない。
お母さんから見てチック症状は10→2に!
本人も、「お母さんもやってもらったら?」と余裕のコメント。
最近久しぶりに症状が出てきたので再来院されました。
お母様
お子さんの症例紹介の依頼を快く承諾いただき、誠にありがとうございます。
同じような症状でお困りの方、どこへ行って良いかわからない方、
鍼灸という選択肢もありますので、
気軽にご相談ください。