
カナダにいたことを思い出した話
投稿日:2023年08月13日
こんにちは!
世の中はお盆モードですね。
皆様いかがお過ごしですか?
台風、関東はこれからという感じですが、どうかご安全にお過ごしください。
我が家は子供が夏休みなので、8月は諦めて(?)予約のない日はゆったりと過ごしています。
(ここぞとばかりに家の掃除をしたり)
先日も録画配信を視聴するつもりで予定していた、zoomの勉強会にリアルタイム参加することができました。
東京大学バリアフリー教育開発研究センター
https://www.p.u-tokyo.ac.jp/cbfe/category/event/
メルマガでお知らせがあるので、定例研究会のある際はまたインスタのストーリーで紹介します。
鍼灸とは関係ないのですが、個人的に興味のあるこの研究会は、今を未来を変えようとしている皆さんが集まっており、どれも興味のある内容です。
何事も、どうにかしたい問題はどこを変えるかというと最終的にはやっぱり「教育」なんだと思います。
自分自身でもそう思うし、子供を見ていてもわかりますが、柔軟で素直な脳を持つ小学生時代は特に考え方の軸ができるとき。
もちろんその後で様々な影響を受けて変わることは多々ありますが。
(脳は25歳くらいまで成長を続けるそうです)
なので、親である自分が世間の「こうあるべき」に流されずに自分の考えを持てるようしっかりしていなくては・・・と日々思います。
今回は、教育の話fromカナダ。
カナダのバンクーバーでは、特別な学校や支援級などに分けることをやめたそうです。
障がいのある子も地域の小学校で一緒に過ごす。
色々なサポートは学校にやってくる。
サポートできる環境作り。
その歴史や実際の様子、問題点などたくさんお聞きすることができました。
簡単なことではないけど、時間はかかりそうだけど、日本もそんなふうにならないかなと思います。
(大阪府豊中市はとっくにそうなっているそうです・・・!)←愛知県と記載してしまいましたが大阪府の間違いでした、申し訳ありません。
思っていても何もできませんが、こういう事例を知ることから始まると思います。
無料で参加できるので(耳が聞こえない方のために文字に起こしてもくれています。録画も。)ぜひ一度視聴してみてください。
↓こんな本もありました。
https://www.amazon.co.jp/分けないから普通学級のない学校―カナダBC州のインクルーシブ教育-長瀬修/dp/4864460256
カナダといえば、
余談ですが私は大学3年生の時、一年間休学してワーキングホリデー制度を利用しカナダへ行きました。
2ヶ月ほど滞在したホームステイ先(バンクーバーに住むベジタリアンの家庭fromフィジー)には小さな女の子がいましたが、まだ3歳でしたので小学校事情については知りませんでした。
でも、フレンドリーで優しい人が多く(人に恵まれてました)、様々な人種が集まるバンクーバーでは、宗教や国籍が違っても、車椅子でも、普通に接していて、気づけば気を使わずにどんどん自分の意見も言えるようになっていました。
今考えれば、インクルーシブな環境であったのだと思います。
(もちろん全てではないですが)
印象的だったのは、少しだけ通った語学学校の先生とカフェで偶然会って、当時ベジタリアン(アトピーを治そうとして)生活をしていた私と、定期的に甘いものを断つ先生の糖質デトックスについてじっくり話混んだことがありました。(その時はよく喋れた・・・)
そんなこと、なかなか日本にいるとないんじゃないかなと。
英語だから話しやすいのかもしれないけど、その先生が全く壁を作らず、日本人でもベジタリアンでも当たり前に付き合ってくれました。
(ちなみにベジタリアンメニューは、大体どこにでもあったので困らなかった。)
いろんな人と会うこと、見ることは視野が広がり、小さいことで悩んだりクヨクヨしなくなります。
機会がなかった場合でも、今回のような勉強会に参加することで、色々な意見を聞いたり見ることができます。
(オンライン講座がめちゃありがたい)
私は鍼灸師として地域と繋がり、何ができるかなぁと妄想しています。
カナダのウィスラー(スキーリゾート地)のお高いホテル前で、韓国人のお友達による撮影(当時はシェアハウスに滞在)。バイトとスキーの日々を過ごした。