「お母さんの心と体が優先」
投稿日：2023年08月29日
こんにちは！
はりきゅうPOKKEの佐藤です。
いつもありがとうございます。
最近は、専門学校の特別講演へ子連れで出向いたり、ボランティア活動へ親子で行ってみたりしました。
夏休み最後は私たち親子にとって刺激的なものでした。
さて、そんな内容を書こうと思っていたのですが、
本日の新患さんとの会話を残しておきたくて、
急いでブログを書いてます。（忘れっぽいので）
「ヨガ」が大好きという患者さん、
インストラクターができるほど深く学んだそうです。
「ヨガを学んで考えが変わった。」
「生きやすくなった。」
という大切なお話をしてくださったので、
ブログに書かせてくださいとお願いしたら快くOKいただけました。
M様ありがとうございます！
M様はもうすぐ社会人になる息子さんをお持ちのお母さんです。
ヨガが大好きで、深く学んだことで「楽になった」と言います。
それまでは、誰かに「勝っているか負けているか」を考えたり、
「なんか焦ってた」とのこと。
息子さんにも今頃になって「あの時は嫌だったなぁ」と言われ
「ごめんね。」と謝ることもあるそうです。
（そんなふうに親子で話せて謝れる環境は素敵！）
子どもを産んだら何もわからないまま子育てが始まるから、
大きくなってあの時はああすればよかったとか、わかっているけどできなかった
ということは誰でもあると思います。
世間の良い子や出来る子と比べて頑張りすぎて
子供が窮屈になっていることにも気付けないこともあります。
M様、そういえば、と思い出して
息子さんが小さい頃、「チック」があって、
鍼（小児はりと思われる）にも連れて行ったそうですが、
その時鍼灸師さんから言われたのが
「お母さんが鍼したほうがいいかも」
それを今では本当にそうだと思えるけど、
その時は思えなかったと。（よーく、わかります）
実はお母さんが体も心もいっぱいいっぱい、だったりします。
そんなことがありつつも、
今では立派に元気に大きくなり、これから社会人になる。
その優しく穏やかな息子さんが、これからもちゃんと息抜きできるように、
まずは私が無理しない比べない自分で、気楽にいようと、ヨガを学んで思ったそうです。
自分で命を断つようなことがないようにと・・・。
母の願いですね。
最近は若い方の自殺率が増えています。
まだ幼さのある小学生を育てている私はハッとしました。
そんなニュースを見るたび、子を心配する親もたくさんいるだろうと・・・。
まずは自分から。
M様、ヨガを誰かに教えたりもしたいと思ったけど、（これからきっとあると思います）
ヨガの学びは「自分のためだった」と。
ヨガの思想は、鍼灸師が学ぶ東洋医学の概念と同じく、
人間も自然（宇宙）の一部と考え、
体と心は繋がっていて、
バランスが大切ということ。
鍼灸は医学ですがヨガではもっと思想的な話もたくさんあって、
ポーズが取れればいいというものではないし
呼吸や瞑想を大切にしていて、
実はポーズはおまけみたいなところがあります。
自分は自分。
私も東洋医学を学んで、今に至りますが、全く同じで、
鍼灸の道に進んだのは、自分のためだったなぁと。
本当に生きやすくなったと思います。
ヨガも鍼灸も東洋医学。
どちらも人間中心じゃない。
子供の頃から、そんな考え方を知っていると
大人になっても生きやすいのではないかなぁと
いつも考えています。
＊写真は夏休みに行ったえのすいイルカショー。
私は産後、子連れで初めて行ったイルカショーで泣いた自分にびっくりしました。
相当すり減っていたと今では思います・・・。
ママはもっと甘えていい＾＾
子育てはみんなで＾＾
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