子供の不登校について
投稿日:2023年11月22日
こんにちは!
はりきゅうPOKKEの佐藤です。
いつもありがとうございます。
今日は、子供の不登校について。
当院は、赤ちゃんから小学生・中学生・高校生・大学生・短大・専門学校生までの患者様もいらっしゃいます。(高校生までは男女問わずOK)
理由は様々で、小さい子は夜泣きや癇癪、鼻詰まりや便秘、大きくなると精神的な不安感やうつ、不眠、生理痛や生理不順、頭痛、腰痛や肩こりなどなど。
最近は、「学校へ行けない」+上記のような「体の不調」でご相談を受けることがあります。
鍼灸院では、お話を伺い、体に出ている反応を見て、その変化を観察しながら治療をします。
軽い刺激の刺さない鍼でさすったりトントンしたり、熱すぎないお灸を使います。
時にはオイルを使ったりストレッチを入れることもあります。
みんな気持ちよく、受けてくれています。
主に自律神経を整えます。
ほとんどが、緊張やストレスによって交感神経優位な状態から、
リラックス(副交感神経優位)できる本来の体に戻していくのが目的です。
(そうすることで内臓の働きやホルモンバランスが整いやすくなり、不調の改善に繋がります)
その子にとっての困り事や補うべきものが一人一人違います。
子供の場合はご家族の対応も大切になってきます。
でも、家族でできないことがあるから通院してくれていると思うので、
できるだけ頻度を高めて(週に1〜2回)通院してもらえたらと思います。
子供もこんなに疲れている。
大人も疲れている。
時々来院のあるお父さんも、実は相当疲れている・・・。
(当院は、パートナーやご家族のみ男性もOKです)
なんででしょうねぇ・・・
前置きが長くなりましたが、
我が家も最近不登校気味になっており、
教えられることがあったのでここに残しておこうと思いました。
我が家はシングルマザーの一人っ子なので、愛情を我が子にたっぷりと注いできたつもりです。
「育てるため」+「自分のやりたいことをするため」+「社会貢献したい想い」から今の仕事(鍼灸院)をしていますが、どうしても仕事のことで頭がいっぱいになり子供から気持ちが離れてしまうことがあります。
その割合が少し大きくなる、または子供にとってはもっと寄り添う時間が必要という時に足りていない、ということがあったようです。
それで、今まであった自信を無くして塞ぎ込みがちになっていたかもしれません。
実は昨日も休みました。(母が見てくれました)
今日の朝も、ちょっと不安げでしたが、私も焦らないようグッと堪えながら、行けない理由をあるならと聞き出し(「私」が落ち着いて聞けるまで1週間かかりました)、教えてくれてありがとうと「感謝」し、お互い「納得」して、「あなたの味方だ」ということを全力で示していっぱい「ハグ」して、娘の「行ってきます」を聞くことができました。
その前も、良かったのかもしれない。
昨夜は「お灸して」と言ってくれたので足にお灸をして(場所も指示する娘)、
夜は「一緒に寝よう」というので久しぶりに一緒に9時ごろには寝て、
朝スッキリと起きてご飯を食べる。
「まず、満たすこと」「触れること」
なのかなと気づきました。
「触れる」は脳にダイレクトに刺激が届きます。
そして、幸せホルモン「オキシトシン」が放出されます。
楽しく触れ合い、血流も良くなって、
リラックス&(大切にされているとわかり)満たされる。
実は、これは触れてあげる方の大人も、とってもリラックスできるのだそうです。
続くかどうか分かりませんが、焦らず、私も気持ちを入れ替えて無理せずやっていくつもりです。
子供の話や来院するご家族の話を聞いていると、
現代の学校は、私の小学生時代と違って、コロナでかなりの制限を受け、学校での役割もなんだか頑張らないといけない空気?みたいで、真面目な子には結構窮屈なのかもしれないと感じました。
適当に流すことのできない性格の子供(親がそういう場合も)は一生懸命になって頑張って疲れて、理由もなく「行きたくない」という結果になってしまうのかもしれません。
親は親で仕事や家事育児に追われ、余裕のない方が多い。
でも、子供の「今」はとても大切。
ちゃんとSOSに気づいて無理をさせないことが大切ですね。
こんな感じで子育て真っ最中&奮闘中の母親が小児はりやらお灸をやっています。
だから分かり合えることもあります。
子供との触れ合い方、その子に必要なことを、東洋医学の視点から診ていきます。
もしお困りの方、いらっしゃいましたら気軽にご相談ください^^
不安な方は、マルシェに来てもらえたら、きっとどんな人間かわかりますのでぜひ会いに来てください^^