
自律神経と鍼灸
投稿日:2020年08月08日
こんにちは!
はりきゅうPOKKEの佐藤です。
いつもありがとうございます。
長かった梅雨がついに終わった!と思ったら猛暑・・・。
急激な暑さに体がついていけません。
いつも元気なお子様だって(特に小学生や中学生)、今年は休校と授業数多くの再開と、日々のコロナ対策によるストレスもあってか、お疲れ気味です。
大人も子供も、ケアが必要な時だと思います。
私も今年は、プロのケアが必要と感じ、今は月に一度、知り合いの鍼灸師さんにメンテナンスをお願いしています。
全体的にメンテナンスしてもらうとやはり調子がいいです!
体の調子がいいと気分も良い^^
さて、自律神経ですが、まずどんな神経か説明します。
自分の意識とは関係なく体が勝手に、汗の出方や心臓、胃腸など臓器の働きを
無意識に調節してくれているのが自律神経です。
(手を動かすような自分の意識で働く神経では無いということ)
また、自律神経は交感神経と副交感神経に分けられ、その両方の働きを調節しながら機能しています。
体がリラックスしている時は副交感神経が働き胃腸の運動を活発にし、
緊張している時は汗が多く出たり血管が収縮して心臓に血液を多く送ったりします。
なので、
緊張状態(ストレス、焦り、不安)が続いたり、生活環境や生活リズムの変化、睡眠不足、疲労などで自律神経の調節がうまくいかなくなった時、自律神経が乱れた状態となります。
そうすると色々な不調が出てきます。
便秘や下痢、頭痛、原因不明の耳鳴り、動悸、ふらつきなど・・・西洋医学では病名の付けられない不調です。
生理痛や生理不順、不妊も病気では無いけど不調という女性はたくさんいます。
お子様の場合も自律神経の乱れによって便秘や肌の痒み、風邪、夜泣きや怒りっぽいなどの変化が出てくるかもしれません。
東洋医学では、そのような状態にも名前がつきます。
気滞、気虚、気逆・・・または脾気虚、肝鬱・・・などのように色々あります。
その人が今、心身ともにどんな状態か問診や脈診、腹診などによって把握し、
一人一人に合わせて治療していくので、病名が付けられないから治療がわからない、ということはありません。
鍼灸で体を自然な状態に近づける=自律神経が整うということになります。
少しの乱れは良くある事だと思いますが(寝たら治ったり)、整える事で体が自然な状態に近づきますので、時々自分の体と向き合って、大切にしてほしいと思います。
お子様の小児はり(刺さないはり)も、自律神経を整え育児がしやすくなる手段の1つです。
この時期体調を整えることで、冬の体にも良い影響があります。
気になっている方は、いつでもご相談お待ちしてます。
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はりきゅうPOKKE
佐藤