
更年期症状〜更年期の捉え方〜
投稿日:2022年05月28日
こんにちは!
はりきゅうPOKKEの佐藤です。
いつもありがとうございます。
更年期、というとネガティブなイメージの多い日本です。
「更年期」が「不安」「辛そう」「実際に辛い」、「女性じゃなくなる」、「女性ホルモンがなくなる?」「男っぽくなる?」・・・
などなど心配材料がたくさん。
海外に目を向けてみますと、
欧米では「Change of Life」
フランスでは「Apres-midi la Vie=人生の午後」
と、素敵な言い方もあるそうです♡
たとえ更年期でも、それを過ぎても、女性らしくセクシーだったり、可愛かったり、カッコ良い女性っていますよね。
私もそんなふうになりたいなぁと憧れています。
ホルモンだけが男女を決めるものではないので安心して良いかと。
個人的には、美輪明宏さんのように、仕草や内面も美しい人もいて、よっぽど女性らしいと思います。(物凄く努力されているはずですが)
最近では、日本でも「第二の人生」という考え方が出てきていますが、そんなふうに捉えると、全然違うのではと思います。
女性ホルモン(エストロゲン)が作用する体の器官は本当にたくさんあって。
(子宮や乳房だけではなく、骨・脳・心臓・血管・皮膚、粘膜・関節・筋肉・自律神経・免疫機能などなど)
なのでエストロゲンが減ってくると様々な影響を受けるわけです。
でも、ホルモンはなくなるわけではなく、急激に減るので、体がいつもと違うことを戸惑い反応します。
「いつも通りにはいかない。だから我慢せずそれなりの対応をしていく」ということが大切。
エストロゲンが減ったから補充すれば良いというのは簡単ですが、そう単純でもなく。(それで楽になる方もいます)
その人のその時の状況、我慢していたこと、持っている疾患などによって全く違います。(我慢強い方、多いです)
ホルモンバランス・自律神経が乱れると、様々な体内環境・臓器への影響があるとともに、メンタルでは不安感が増したり悲しくなりやすかったり、恐怖感が増したり・・・東洋医学的にも当てはまります。
生理が終わる。でも「終わりは何かの始まり・・・」でもある。
人生100年としたらまだ半分(!)な更年期。
ぜひ「これからの自分のために」、前向きに捉えて、楽しみを見つけ、人と関わり、新しい人生のステージを歩んで欲しいなと思います。
何か治療が必要な場合もありますので、心配なときは病院を受診したり健康診断を受けることも大切です。こちらから受診を勧める場合もあります。
病院でもはっきりしない、バランスが崩れてどうしようもない、
または予防・対策をしていきたい、という場合は、鍼灸もお役に立てることが多いです。
自分でできるセルフケアお灸もおすすめ^^
診断のつきにくい不定愁訴も、東洋医学的には様々な証(しょう)へ当てはめていくことができます。
もちろん鍼灸だけでなくスポーツやヨガ、ストレッチもおすすめです。
自分に合ったケアが見つかりますように・・・。